Uber情報局

Uberでの稼ぎかたや役立つアイテムから、確定申告・保険の選び方まで詳しく解説

【緊急事態宣言】配達パートナーが今すぐ投資をはじめるべき理由を徹底解説

f:id:bookreviewhistory:20210609043857j:plain


今回の記事はガラリと趣向をかえて、皆さんの大好きなお金の話です。

配達パートナーとして稼働中の皆さんが「なぜ今すぐ投資を始めるべきなのか?」結論から述べさせていただくと、そう遠くないうちにフードデリバリーサービスの配達パートナー報酬が、今よりもさらに下がることが予想されるからです。

「Uber Eats」が2021年の5月から配達パートナーの報酬システムを変更して以降、Twitter上では報酬が下がったことを嘆くツイートが散見されます。

その中には「報酬が下がってやる人がいなくなればまた元に戻るだろう」と予測している方も一定数いらっしゃるようです。

しかし私が「Uber Eatsをはじめとした、フードデリバリーサービスの運営会社が定期的に報酬システムを変更する理由」などを考察してみた結果、その可能性は極めて低いという結論にいたりました。

100%とは言いませんが以前のような料金に戻ることはないものだと思って将来にそなえた方が賢明です。

この記事ではその考察をもとに「配達パートナーがなぜ今すぐ投資を始めるべきなのか?」を徹底的に解説していきます。

特に失業や休業による収入の減少が原因で、しかたなく配達パートナーをやっている方はぜひこの記事を読んでみて下さい。

 

なぜ今すぐ投資を始めるべきなのか?

 

配達パートナーが今すぐ投資を始めるべき理由は、冒頭でも述べたようにフードデリバリーサービスの配達パートナー報酬が現在よりも減少することが予想されるからです。

そのため今のうちから将来の備えをしておく必要があります。

その備えの一つとして「デリバリーバブルが完全に終了して収入が下がる前にお金を投資に回しておきましょう。」ということです。

将来のための備えとしてできることは投資以外にはこんなことがあります。

  • ブログやYouTubeチャンネルなどのポートフォリオの作成
  • 優良なコンテンツ配信のための特殊技能の習得(資格の取得や趣味の検定など)
  • 「メルカリ」や「Amazon」を利用した転売を始める

など……

しかし上に挙げた3つのことを始めるためにはどうしても稼働時間を減らす必要があります。そして結果が出るまでに長い期間を要することから継続するのが難しい人も多いです。

また「メルカリ」や「Amazon」を利用した転売で利益を得る場合には、商品を仕入れていつ売れるかも分からない在庫を抱えることになるので、それなりに資本が必要です。

これに対して投資は、お金を預けるだけなので稼働時間を減らすことなく始められるというメリットがあります。

投資信託に資産運用を任せる場合には、始めるのにかかる金額も一般的なもので1万円程度です。安いものなら最低100円からと、少ない金額で始められるものもあります。

そのため将来に対する備えを始める場合は投資から始めるのがオススメです。

※デイトレードのような短期投資は例外です。また全く何もしなくて良いわけではありません。

配達パートナーが自由な職業という幻想

 

先日Twitterで、ある配達パートナーの方がこんなことをツイートされていました。

「配達パートナーの仕事は学や特殊技能がないこんな自分でも普通のサラリーマンより良い収入を得ることができる。」

「時間的な自由が効くこの仕事でこれだけの収入を得られる配達パートナーは、最もセミリタイアに近い職業であると言えるのではないか?」と。そしてそのツイートに賛同するリプライもたくさん見られました。

確かに自転車やバイクを運転して食事を運ぶだけで平均より高い収入が得られる配達パートナーという仕事は悪いものでないことは間違いありません。

しかしセミリタイアに最も近い職業かと言われると疑問に思います。

なぜならば配達パートナーを始めたことによってコロナ禍以前よりも収入が増加した人達はそれに比例して労働時間も伸びているはずだからです。

一般にセミリタイアした人とはお金のための労働から解放された人のことを言います。

地域差はありますが、月に50万円ほどのお金を稼ぐために一日13〜15時間稼働する配達パートナーがお金のための労働から解放されているとは私は思えません。

それに今のような高収入を維持できるのもそう長く続きはしないでしょう。

定期的に報酬システムを変更する理由

 

フードデリバリーサービスの運営会社が定期的に報酬システムを変更する理由は次のフェーズに移行しようとしているからだと思われます。

会社が「Uber Eats」のように大規模なサービスを展開する場合は需要が拡大する前に供給の拡大をはかり、サービスが浸透したあとに回収のフェーズへ移行します。そこを理解すると紹介キャンペーンの本当の目的が見えてきます。

紹介キャンペーンの本当の目的

 

Uber Eats」では、2021年5月に報酬システムが変更されて僅かひと月後の現在には、配達対象エリアが拡大されると同時に新エリアだけでなく既存のエリアでも紹介キャンペーンが始まりました。

ここで前回の紹介キャンペーンがあった時のことを思い出して下さい。その時も報酬システムが変わった後だという事実に皆さんはお気づきでしょうか?

このことから報酬システム変更→紹介キャンペーンの流れは既存の配達員をふるいにかけるためのものであることが分かります。

しかし運営側としてはシステム変更による報酬の引下げによって供給量が下がること、つまり配達パートナーが減ることは避けたい所です。

そのため新エリアのサービス開始に合わせて既存のエリアでも紹介キャンペーンをしているのだと思われます。

報酬システムが変更された後に稼働を始めた方は「まぁこんなものなのかな?」と思いその報酬で働くことに不満を持ちません。

そうやって徐々に報酬を下げていき最終的には今の7割〜8割程度に落ち着くのではと私は考えています。

これは「Uber Eats」の運営が「人を安く使ってやろう!」などの邪な考えを持っているからではなく、会社が行う経済活動として当たり前の流れをたどっているにすぎません。

このことは我々が知らないだけでサービス開始時から決まっていることであり、またサービスの継続には必要なことなのです。

※通常の雇用関係にある場合は暴動が起きかねない内容ですが、各プラットフォームと配達パートナーの関係はあくまでも仲介業者と個人事業主という関係にあるため、委託料を低く見積もることでこのようなことが可能になっています。

各プラットフォーム運営会社の目的

 

ここで少し各プラットフォーム運営会社の目的を考えてみましょう。それぞれの会社はこのサービスをどうしたいと考えているのでしょうか?

私はフードデリバリーサービスを宅配産業の域を超えてパソコンやケータイ電話のように新たな生活インフラにまで押し上げることを目的としていると思います。

コロナ禍による自粛を追い風としてデリバリー需要が爆発的に増加した結果、その目的は早くも達成されつつあります。

 下がった報酬がもどらない理由

 

2021年5月に報酬システムが変更されて、一件あたりの報酬単価がさがりました。

Twitter上では「こんな料金で運ぶ訳ないだろ」や「低報酬で運んでる奴は自分で自分の首を絞めているようなもの」などと言った声がよく聞かれます。

そして「報酬が下がってやる人がいなくなればまた元に戻るだろう」と期待している方も一定数いるようです。

しかし私はその可能性は極めて低いと考えています。その理由は日本におけるデリバリーサービス市場が拡大したことにより、各社が回収のフェーズに移行したためです。

日本では2016年の9月に「Uber Eats」のサービス開始に続いて「FoodPanda」や「menu」「出前館」などが後を追い、利益度外視の供給拡大を続けた結果、2021年現在のデリバリーサービス市場は、巨大市場と呼ばれるまでに成長を遂げました。

こうして莫大なお金をかけて十分な供給量を獲得したあとはそれを回収するために、さらなる需要の拡大を目指してサービスの価格を下げ始めます。

これは一般的な需要と供給の関係において価格が高くなると需要量が減少してしまうためです。

具体的にいうならば加盟店や注文者から徴収している手数料を現在よりも安くすることになります。

そしてその値下げに比例して各プラットフォームを介して稼働している配達パートナーの報酬も下がっていくことになるというわけです。以上が私が下がった報酬が戻らないと考える理由です。

こうなることは運営各社の経済活動によることですので避けようがありません。

そのため私が述べたような状況が訪れたときにアタフタしないために、今のうちからしっかりと備えをしておく必要があります。

私はその備えの一つとして、お金があるうちに投資を始めるべきだと考えています。

投資を始めるための心構え

 

まず今まで投資というものに持っていたイメージを全て捨てて下さい。投資は上手く行っている人はほんの一部でほとんどの人が失敗していると思われがちですが実際はそんなことは有りません。

厳密に言えば、この「投資のイメージを悪くしている人達」がやっていることは「投資」ではなく「投機」です。

投資と投機の違い

一般的に「投資」とは会社の価値や将来うむであろう利益に対して長期的な視野を持って資金を投じることを言います。

これに対して「投機」とは機会に投じると書く通り、短期的な値上がりまたは値下がりのタイミングを狙って株を買ったり、売ったりすることを言います。

「Fxで1000万損した」とか「株価が下がると思って空売りをかけたのに上昇したため大損こいた」というような人達がやっているのは、この「投機」にあたります。

こういう人達は自分がしていることを投機だと気づかずに、分を超えた無茶苦茶なことをした結果失敗して投資は怖い物だと吹聴してまわります。

本来投資とは自分の生活を今よりも豊かにすることを目的として行うものであって、決して他人より金持ちになることを目的としたものではありません。

投資をする場合は短期的に儲けようとするのではなく、貯金をする感覚で始めるようにして下さい。

生活に支障のない範囲で長期的に取り組めば必ずあなたの生活を豊かにしてくれます。

まずはこのことをしっかりと胸に刻んで下さい。

投資を始める前に読むべき本

 

投資を成功させるためには「お金とは何か?」「どうしたらお金と上手に付き合えるのか」を理解する必要があります。

それを知るために最適な本を紹介します。

本のタイトルは「金持ち父さん、貧乏父さん」です。

(画像クリックでリンクへ飛びます)

「kinble Unlimited」でこの本を読む

この本は全世界で累計2800万部、日本国内でも300万部売れた本なので読んだことのある方もたくさんいらっしゃると思います。

日経アメリカ人の「ロバートキヨサキ」という方が書いた本で、今なお経済の入門書として世界中で読まれている名著です。

この本を読んだことのない方に向けて内容をザックリ説明すると、お金との上手な付き合い方を解説している本で以下のようなことが書かれています。

  • お金のために働かず、お金を自分のために働かせなさい
  • お金の流れの読み方を学びなさい
  • 自分のビジネスを持ちなさい
  • 会社を作って節税しなさい。
  • お金を作り出しなさい。
  • 学ぶために働きなさい。

と言った内容になっています。

現在投資家として儲けている方や、企業家の多くはこの本を読んだことがあるはずです。

なにぶん古い本ですから書いてあることが現代にそぐわない内容も多々ありますが、お金との付き合い方を学ぶための本として、非常に優れていることは間違いありません。

稼働中の鳴りが悪い時などに、ぜひ読んでみて下さい。「金持ち父さん、貧乏父さん」はあなたの人生の勝率をあげることに大いに役立つ1冊です。

本を読む習慣がなく文章を読むと眠たくなってしまうという方は、まとめサイトなどで「ウォーレンバフェット」の名言集を読んでみて下さい。

投資とはどういうものが、ふわっとではありますが理解できるかと思います。

またamazon audibleを利用すれば聞きながら稼働することもできます。

 

 投資を始める前にやるべきこと

 

こころ構えをして、上手に付き合うための方法が分かったら最低限必要な知識を身につけて下さい。

凄く賢くて勉強も出来るのに何故かお金のことになると難しいものだと決めつけてかかる方が多いようですがそんなことはありません。

確かに公認会計士や経済学者のように、お金に関する全てを網羅することには相当な知識とセンスが必要です。

しかし、ここでいう最低限必要な知識とは金融や投資に関する用語を覚えて、その仕組みを理解するだけですので、そんなに難しいことではありません。

中卒の私でも十分に理解することができました。ですので「私には無理」なんてことは絶対に思わないで下さい。

 

投資の初心者が絶対にやってはいけないこと

 

投資をはじめる前の心構えで軽く触れましたが初心者のうちは絶対に投機はやらないで下さい。先程説述べたように失敗して痛い目に遭う可能性が非常に高いです。

投機で結果を出すためには長年の経験による裏付けがある豊富な知識と、チャートから瞬時に状況を判断できる能力に加えて、儲かろうが儲かるまいがある一定の金額になったらやめるという強い意志が必要です。

とは言え投機は、短期的に大きく儲けることが可能なことも事実です。

そのため、もし投機をやりたい場合にはしっかりと学習して金融リテラシーを高めてから臨むようにして下さい。

 

どんな投資からはじめたら良いか

 

初心者が投資をはじめるならば「TOPIXインデックスファンド」での資産運用から始めるのがオススメです。

「TOPIX」とは「東証株価指数」のことです。

「インデックス」とは「指標」のことで「ファンド」とは「投資信託」のことを言います。つまり「TOPIXインデックスファンド」とは東証株価指数指標とした運用を目的とする投資信託。という意味です。

「TOPIXインデックスファンド」が投資初心者におススメな理由

「TOPIXインデックスファンド」が投資の初心者にオススメな理由は、その仕組みが非常に単純なことにあります。

東証株価指数の変動をみれば基準価額の上下動をある程度把握することができるからです。

※基準価額とは投資信託の値段のことを言います。

また運用を任せている投資信託委託会社の良し悪しがTOPIXとの連動率によって判断しやすいことも理由の一つです。

連動率とは、インデックスファンドが対象となる指数(この場合はTOPIX)と、どのくらい連動していたかをパーセンテージで表したものです。

連動率が100%に近いほど「当初の目的にそって資産が運用されている評価の高いインデックスファンド」ということになります。

TOPIXインデックスファンド」での資産運用をする場合には、定期的にTOPIXを確認して「しっかりと目的にそった運用がされているかどうかを連動率から判断するだけ」ですので稼働に支障が出ることもありません。

手軽にできる投資体験PayPayボーナス運用

「インデックスファンドの仕組みは理解したけれども、実際に始めるにはまだ不安が残る」という方は「PayPayのボーナス運用」から始めるのも一つの手です。

PayPayのボーナス運用」とはPayPayを使って買い物をした時にもらえるボーナスを自動で運用してくれるサービスです。

このサービスを利用すれば、投資したお金がどのようになるのかを手軽に体験することができます。ぜひ試してみてください。

 投資信託と定期預金の違い

 

投資はしないけれど定期預金はしている」という方は多いのではないでしょうか。

定期預金をしている方の多くは

定期預金は元本を保障してくれるから、安心して資産運用を任せられる。これが1番賢い資産運用の方法だ。」と考えているようです。

しかし、残念ながらその考えは間違いです。定期預金ははっきり言ってやる意味がまるでありません。

定期預金をやる意味がない理由はその金利の低さにあります。もともと0,1%程度しかなかった金利が2020年の4月に一斉に引き下げられ、日本の銀行業界最大手の三菱UFJですら現在の定期預金金利は年利0,002%となっています。

これに対して先に紹介したTOPIXインデックスファンドは元本の保障こそないものの、平均すると年4〜6%の利回りが見込めます。

※利回りとは投資金額にたいする収益の割合のことを言います。利回りも保障されているものではありません。

ではそれぞれに100万円預けて一年間運用した場合にどれだけ利益がでるのか計算してみましょう。(投資信託の方は間を取って利回り5%で計算することにします。

100万円を一括投資して一年間運用した場合
  • 定期預金100万✖️0,002%=20
  • 投資信託100万✖️5%=50,000

となります。現在の定期預金では、100万円を一年間運用しても受け取れる金利は僅か20円しかありません。

一方投資信託は利回り5%で運用できた場合には、一年で5万円の利益を得ることが可能です。

積立投資をした場合のシュミレーション

先にあげた例は100万円を一括で投資して、一年間運用した場合にどれだけお金が増えるかを紹介しました。

次はもう少し現実的に、毎月3万円を10年間積立投資して運用した場合どのようになるのかを見てみましょう。

※(計算方法が非常に複雑なため式は省略させていただきます。興味のあるかたは各投資信託のシュミレーションを見てみて下さい。)

利回りは先程と同様に年5%で計算します。

毎月3万円を10年間、利回り5%で運用した場合のシュミレーション。

1年目

  • 合計¥369,757
  • 積立元本¥360,000
  • 増えた額¥9,757

2年目

  • 合計¥758,167
  • 積立元本¥720,000
  • 増えた額¥38,167

3年目

  • 合計¥1,166,169
  • 積立元本¥1,080,000
  • 増えた額¥86,169

10年目

  • 合計¥4,660,441
  • 積立元本¥3,600,000
  • 増えた額¥1,060,441

となります。このシュミレーションでは10年で106万円も増やすことができました。

実際には毎年の利回りは変動するため、増える金額が上下することになりますが、長期間に渡ってしっかりと運用することで、安定してお金を増やしていくことができます。

定期預金と違い元本の保障はないものの、これだけのリターンを得られるのであれば、投資信託による資産運用を始める価値は十分にあると私は思います。

 

株式投資の勝率をあげる方法

 

投資デビューをしたら、同時に貸借対照表損益計算書といった財務諸表を読む訓練を始めると良いでしょう。

財務諸表を読むために必要な知識は日商簿記3級程度です。簿記の参考書を片手に企業の決算書を読んでいるとザックリとですが会社の経営状況がわかります。

これも単純な話ですが、資産運用がしっかりしている会社の方が今後の成長に期待できます。つまり株価が上がりやすいということです。

財務諸表が読めるのと、読めないのでは株式投資により利益を得られる可能性が格段に変わってきます。

 最後に

 

今回の記事の内容は「Uber Eats」をはじめとした各プラットフォームに確認を取ったわけではなく、あくまでも私の予想にすぎません。

それあなたの感想ですよね?何かそういうデータあるんですか?」という声が聴こえてきそうです。

しかしフードデリバリーの仕組みを知っている人はこの高額報酬がいつまでも続かないことは十分理解されていることと思います。

2020年コロナウィルスの世界的なパンデミックにより生活が一変して途方にくれる経験をされた方も配達パートナーの中にはたくさんいらっしゃるはずです。

その時なぜ途方にくれることとなったのかを思い出して下さい。

その答えは将来に対する備えが不十分であったからではないでしょうか?

将来に対する備えができなかった理由の一つとして各々の金融リテラシーの低さがあげられます。

まずはそのことをしっかりと認めて金融リテラシーを高めるための勉強を始めましょう。お金のための学習は必ずあなたを助けてくれます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは皆さんご安全に!