Uber情報局

Uberでの稼ぎかたや役立つアイテムから、確定申告・保険の選び方まで詳しく解説

Uberの配達パートナーって稼げるの?仕事内容から稼ぎ方まで徹底解説

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当ブログを読んでいただいてる皆さんこんにちはツネです。

今回は「Uber eatsの配達パートナーをやってみたい」と思ってる方に向けて、その実態を紹介していきます。

結論から言うと今はまだ普通にバイトするよりは稼げます。そのため、副業•専業問わず仕事を探している人には非常にオススメです。

この記事では、Uber eatsの配達パートナーの仕事の内容から、効率よく稼ぐための立ち回りまで徹底的に解説していきます。

これから配達パートナーを始めたい方は必見です!

 

 

配達パートナーの仕事内容

配達パートナーの仕事は、客から注文を受けた店舗(Uberの加盟店)まで商品を取りに行き、指定の場所まで配達するのみです。

配達には自転車またはバイクを使用します。

配達に使用する車両は、アカウントを登録する時に指定しなければなりません。使用する車両を変更したい場合はUberへの報告をして承認を受ける必要があります。

 

配達パートナーの登録方法はこちら

bookreviewhistory.hatenablog.com

 

配達パートナーのメリット•デメリット

配達パートナーの仕事をやる上でのメリットとデメリットを紹介します。

配達パートナーのメリット

  • 簡単な仕事なので誰にでもできる
  • 意外と高収入
  • シフトがないので働きたい時にだけ働ける
  • 服装•髪型は自由

この仕事のメリットは、自転車かバイクを運転して商品を届けるだけの、誰にでもできる簡単な仕事であること。その割には報酬が高く設定されていることなどがあげられます。

またシフトがないため、働きたい時にだけ働けるのも、この仕事の大きな魅力です。

服装や髪型も自由ですから、ピアスやタトゥーをしていたり、派手な髪色であっても問題ありません。

しかし、食事を運ぶ仕事なので衛生面には常に気をつかい、見た目を清潔に保つよう心がけましょう。

配達パートナーのデメリット

  • 始めるのにかかる費用は全て自費
  • 交通事故に遭いやすい
  • 労災保険の対象外
  • 変わったお客さんにあたることがある
  • しっかり稼ごうと思ったら長時間労働になる

配達パートナーの仕事は、たくさんのメリットがある反面、デメリットも存在します。

配達パートナーは、開業にかかる費用は全て自分持ちとなっています。

(車両の購入代金や、デリバリーバックの費用など)

そして業務の内容上、交通事故に遭う可能性が、他の業種と比べて非常に高くなっています。

しかし、配達中の事故であっても労災保険はおりません。そのため、もしもの時の備えとして保険への加入は必須です。

また、さまざまな方が利用するサービスのため変わったお客様を対応しなければならないことや、しっかり稼ごうと思ったら長時間稼働しなければならないなどのデメリットもあります。

バイクと自転車どっちが稼げる?それぞれのメリット•デメリット

配達パートナー界隈では意見の分かれる所です。以前は登録されている車両によって配達距離に違いがありました。しかし、現在は違いがなくなったため、基本的にはバイクに軍配が上がると思っています。(私は自転車稼働でしたが……)

では、それぞれで稼働するメリットとデメリットを見てみましょう。

バイク稼働のメリット

  • スピードが速い
  • 体力的な負担が少ない
  • 上手く立ち回ればかなり稼げる

バイク稼働のデメリット

  • 免許が要る
  • 一方通行の多いエリアだと面倒
  • 故障した時の修理代が高い
  • 故障した時の修理に時間がかかる。
  • 自賠責の加入が必須
  • 鼠取りに捕まりやすい
  • 冬は異常なほど寒い

バイクで稼働するメリットは、自転車より速く配達が可能な為、1件あたりに要する時間が短いこと。長時間稼働しても体力的な負担が少ないことなどが挙げられます。

そのため道を覚えて効率よく立ち回ることができれば、大きく稼ぐことも難しくありません。

しかし、そういったメリットがある一方で、バイクを運転するためには免許が要ることや、故障した場合の修理代が自転車と比べて高額であることなどがバイク稼働のデメリットとなっています。

自転車稼働のメリット

  • 維持費が安い
  • 小回りがきく
  • 運動不足が解消できて健康になる
  • 稼ぐついでにダイエットができる
  • 故障した時もすぐに直せる
  • 体温が上がるので冬もそこまで寒くない

自転車稼働のデメリット

  • 体力的な負担が大きい
  • 勾配のきつい坂は登るのが大変
  • 雨の日はかなり危険
  • 夏場の飲み物代が半端じゃない
  • 異常にお腹が空く


自転車稼働のメリットは、バイクに比べて維持費が安いことや、小回りが効くことなどが挙げられます。

また運動不足の解消や、稼ぐついでにダイエットができることも自転車稼働の大きな魅力です。

デメリットとしては、自転車での稼働はバイクに比べて体力的な負担が大きいこと、脚力がない場合は勾配のキツイ坂は押して登らなければならないことなどがあげられます。

その他には、夏場は熱中症を予防するために相当な水分補給を要したり、非常にお腹が空くので飲食代がかさむなどのデメリットがあります。

それぞれが、一長一短でどちらが良いとは断言できません。

まずはどの程度稼ぎたいのか目標を立て、自分の体力やライフスタイルと相談しながら決めることをオススメします。

 自転車はスポーツサイクルがオススメ

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(私のクロスバイク:GARNEAUURBANIA3)

自転車稼働している配達パートナーの中には、普通のシティサイクルで稼働している人もいますが、オススメはできません。

その理由として、シティサイクルは速度が出ないことや、日常生活用の車種として設計されているため、長時間の走行に適した自転車ではないことがあげられます。

専業でガッツリ稼ぎたい場合は、1日100km以上走行する事になります。そのため自転車で稼働する場合は、クロスバイクなどのスポーツサイクルがオススメです。

とりあえず試しにやってみたい場合は、ドコモのシェアサイクルを利用するのも一つの手です。

ドコモのシェアサイクルはあまりスピードは出ないものの、電動アシスト機能が付いているので、脚にかかる負担を抑えて稼働することができます。

しかし、利用料は割と高額なのであくまでお試し稼働の場合に限ります。

 金銭的に余裕がある場合は、配達用に電動自転車を購入しても良いでしょう。

 効率よく稼ぐために実践するべきこと

配達パートナーで効率的に稼ぐために実践するべきことを紹介します。主に気をつけたいことは以下の3点です。

  • スタート地点を固定して稼働する。
  • 必要以上にウロウロしない
  • 初めのうちは吟味しない

スタート地点を固定して稼働する

毎回同じ場所からスタートすることで、スタート地点付近の注文状況を、ある程度把握することができます。

また、そうすることでその辺りの道を覚えることもできるので一石二鳥です。

実際にベテランの配達パートナーのほとんどが、スタート地点を固定して稼働しています。

注文状況を把握することと道を覚えることは、効率よく稼ぐために必要なことですので、ぜひ実践してみて下さい。

スタート地点の選び方については、最初は近所のマクドナルドやすき家などのチェーン店の付近、もしくは商業施設が隣接している最寄り駅から始めるのがオススメです。

必要以上にウロウロしない

配達パートナーを始めたばかりの人には、リクエストの入りの悪さから、待機場所を頻繁に移動する人が多く見られますが、これはオススメできません。

移動が正解となることもありますが、大抵の場合は体力を消耗するだけで終わります。

さらに移動によって、本来なら受けれていたリクエストを逃してしまうことも考えられますので、焦って待機場所を移動するのは避けた方が良いでしょう。

リクエストが入らない時は、体力を温存して次の配達に備えたり、気分転換に食事をとるなどリラックスして過ごすのがオススメです。

初めのうちは吟味しない。

配達案件には、割りの良い案件、悪い案件が存在します。

以前は配達リクエストの通知を受けて、店に商品を取りに行ってからでないと配達先が分からなかったうえ、配達を完了しなければ報酬額も分からない仕様になっていました。

しかし、現在は配達が完結するのに要する目安の時間と配達先の場所、報酬が表示される仕様へと変更されています。

そのため、割りの良い案件だけを選びながら配達出来るようにはなりましたが、初めのウチは来る全てのリクエストを受けることをオススメします。

その理由は、たくさんの案件をこなすことで、ストレスなく稼働出来る範囲が広がり、より効率よく稼げるようになるからです。

よって自分の稼働スタイルがある程度確立するまでは、案件を吟味せず全てのリクエストを受けて経験を積んだ方が良いでしょう。

稼ぎを左右する選択クエスト

Uberには規定回数の配達を行うとインセンティブが受け取れる、クエストと呼ばれるシステムが存在します。

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(2021/3/1〜3/5までのクエスト)

自分に合ったクエストを選択しよう

クエストにより受け取れるインセンティブは、回数が多いほど金額が大きくなります。

しかし、規定の回数に到達しないと1円も受け取れない仕様になっているため注意が必要です。

クエストを選ぶ際は、自分の稼働可能な時間と相談しながら、無理なくクリアできるクエストを選択するようにしましょう。

(規定回数は1〜5のオプションから選択します)

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(2021/5/28現在の名古屋のクエストオプション1とオプション5)

※クエストの内容は、地域によって異なります。

現役稼働時の収入

私は交通事故により現在休業中ですが稼働している時の収入はこのようになっていました。(稼働場所は名古屋市。2021/03/01~03/07までの売上)

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※報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります。

配達パートナーは保険の加入が必須

配達パートナーは非常に交通事故にあいやすい職業です。自転車保険の加入はもちろん、できれば生命保険も加入することをオススメします。

最後に

今回の記事では、Uber eatsの配達パートナーをこれから始めたい方にその実態を紹介させていただきました。

現在、転職を考え中の方や副業をお探しの方はぜひ一度、配達パートナーを体験してみて下さい。

ブログを読んでみてわからなかったことや、解説した内容以外に質問がある場合にはコメント欄又はTwitterにて質問を受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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Uberの配達パートナーが過剰な経費の計上を控えるべき税務調査以外の理由

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今回はUbereatsの配達パートナーが確定申告をする時に、過剰な経費計上を控えるべき税務調査以外の理由を解説していきます。

何故過剰な経費の計上を控えるべきなのか?その答えはUberの配達パートナーという仕事の特殊性と交通事故の被害に遭った時に受け取れる休業損害の算出方法にありました。

この記事ではタイトルのテーマをより解りやすく解説するために、確定申告とは何か?や節税において注意したいこと、安心して稼働するための対策などを順を追って紹介していきます。

必ず皆さんのお役に立てると思いますので、ぜひ目を通して見て下さい。

 

 

確定申告とは

1月1日〜12月31日までの所得(売上から経費を引いたもの)とその所得にかかる税額を計算して、国に納めるべき税額を報告する手続きのことです。

所得が48万円以上ある、フリーランスや個人事業主は確定申告が必須なため、専業で配達パートナーをしている人のほとんどは確定申告を行う必要があります。

確定申告で算出される税額は年間の事業収入から、それを得るためにかかった経費と国民健康保険料などの社会保険控除、合計所得金額が2500万円以下の場合に受けられる基礎控除などを引いて計算されます。

そのため、個人事業主の方のほとんどは確定申告の際に多めに経費を計上する方が多くUber eatsの配達パートナーも、その例に漏れません。

 

やりすぎ注意!節税の落とし穴

せっかく稼いだお金ですから、税金として国に納める金額は少ないに越したことはありません。

しかし、過剰な経費の計上は税務調査のリスクを抱えることになります。

納税額を低くするために、あれもこれもと経費として計上していては、税務署から指摘されてしまう恐れがありますので、あまりオススメできません。

この理由以外にも、配達パートナーのみなさんには過剰な経費の計上を控えるべき明確な理由が存在します。

その理由を解説する前に、配達パートナーという仕事の特殊性を見ていきましょう。

 

配達パートナーという仕事の特殊性

Uber eatsの配達パートナーの業務内容は、客から注文を受けた店に商品を受け取りに行き、客のもとまで届ける配送業ですから、交通事故のリスクが常につきまとう職業です。

朝から晩まで、自転車やバイクに乗って配達するわけですから、交通事故にあう確率は他の職業とは比較にならないほど高くなります。

そして日本の道交法では、原付はもちろんですが、自転車も車道を走行することが定められていることから、事故の相手方は自動車である場合がほとんどです。

自動車とそれ以外の車両や歩行者の事故では、余程の過失がない限り自動車側が加害者となる場合が多いので、配達パートナーは非常に交通事故の被害に遭いやすい職業といえます。

冒頭で軽く触れましたが、このことが過剰な経費の計上を控えるべき税務調査以外の理由とどう関係するのでしょうか?それでは本題の解説に入りたいと思います。

 

Uberの配達パートナーが過剰な経費の計上を控えるべき税務調査以外の理由

交通事故の被害者となった場合、相手方の保険会社から、事故が原因で破損してしまった物品を弁償してもらったり(物損の賠償)
事故により休職することになってしまった期間の収入を支払ってもらうことができます
(休業損害)

この記事のタイトルである、配達パートナーが過剰な経費の計上を控えるべき税務調査以外の理由は、休業損害を算出するために必要な「基礎収入」に大きな関わりを持っています。

基礎収入の算出方法は以下の通りです。

基礎収入=前年の確定申告書に記載された所得額÷365

※実際はもう少し細かいですが、わかりやすくするために省略しています。

個人事業主に支払われる休業損害の算出方法
は基礎収入×休業日数となっていますから、基礎収入が大きいほど、受け取れる休業損害の金額は高くなります。

ここで個人事業主にとっての所得とは何かを思い出して下さい。

冒頭で述べたように所得とは売上から経費を引いたものですから、たくさん経費を計上すると帳面上の所得は減少します。

帳面上の所得額が低くなるということは、所得を365日で割って算出される基礎収入の金額が少なくなってしまうということです。

たくさんの経費を計上して、申告する所得を少額に抑えることには、納めなければならない税金の額も低額となるメリットがある反面、交通事故の被害にあって働けなくなってしまった時に、受け取れる休業損害の額が少なくなってしまうデメリットがあるのです。

実際に交通事故にあった個人事業主の人達からは、納税額を低くするためにたくさんの経費を計上したことによって、受け取れる休業損害が、雀の涙ほどになってしまったという声も良く聞かれます。

配達パートナーは他の業種にくらべて事故に遭うリスクが高いことから、いざという時のことを考えると、過剰な経費の計上は控えるべきだと言えるでしょう。

 

安心して稼働するための対策

とはいえ自分が事故の当事者となることは頻繁に起こることではありませんので、支払う税金は少しでも低くしたいのが心情です。

税額を低く抑えながらも安心して稼働するための対策として、生命保険に加入することをオススメします。

生命保険に加入していると、交通事故で入院となってしまった場合に、相手方の保険会社から支払われる賠償金とあわせて、自分が加入している生命保険からも保険金がおりますので、事故による休業の賠償額が低い場合でもそれなりの金額を受け取ることができます。

生命保険は基本的に、入院を給付の条件としていますが「入院を伴わない通院特約」をつけることで、通院だけでも保険金を受け取ることができます。

保険を選ぶ際には保障内容はもちろん、つけた特約の詳細までしっかりと確認したうえで、加入するようにしましょう。

※通常の通院特約では、入院を伴った通院が給付の条件とされています。この条件の特約だと通院のみでは保険金を受け取ることができませんので注意が必要です。

 

最後に

今回は、Uberの配達パートナーが過剰な経費計上を控えるべき理由と、交通事故に遭った際に受け取れる休業損害の算出方法、安心して稼働するための対策を解説させていただきました。

何度も言いますが、Uberの配達パートナーは他の業種と比較すると非常に事故にあう可能性の高い職業です。

事故にあってからでは遅いので、普段からいざという時の備えをしておくことをオススメします。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

それでは皆さん、今日も1日ご安全に!

Uberの配達パートナーが経費として計上できるもの……

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uberの配達パートナーが経費として計上できるものをまとめてみました。
経費とは、みなさんもご存知の通り、事業を行うために使用したお金のことです。

この記事では配達パートナーのみなさんが仕事をするうえで計上できる経費、できない経費、場合によっては計上できるものとそのやり方をご紹介します。

今年から配達パートナーを始めた方や、まだ確定申告が、お済みでない方はぜひチェックしてみて下さい。

 

 

・計上できる経費一覧と勘定科目

 

自転車やバイクの購入費

Ubereatsをやるために購入した、自転車やバイクなどの車両は当然、経費として計上することができます。

勘定科目は「車両費」です。

購入価格が、10万円を超えるものは減価償却で計上することになります。減価償却の考え方の詳細は、記事の後半で解説します。

 

ドコモのシェアサイクル月額料金

ドコモのシェアサイクルを利用して、配達する場合はその月額利用料を経費として計上できます。

勘定科目は「消耗品費」です。

 

ライトやヘルメット、スマホホルダーなどの付属品

自転車やバイクのライトなどのパーツや、スマートホンフォルダーなどの関連グッズ、安全のために購入したヘルメットなども計上できます。

他には、モバイルバッテリーやライトニングケーブルなども経費として計上可能です。

勘定科目は「消耗品費」です。

 

車両の修理代やガソリン代

車両の修理代やガソリン代は、もちろん経費として計上できます。タイヤのパンク修理やブレーキワイヤーを交換するときは、領収書を必ずもらい、確定申告の際に経費として計上するようにしましょう。

勘定科目は「車両費」や「旅費交通費」、「消耗品費」として計上するのが一般的です。

 

スマートフォンの購入費

配達パートナーをするためにスマートフォンを購入した場合は、購入代金も経費として計上することができます。

分割購入の場合は月々の料金を「消耗品費」として計上される方が多いです。

代金が10万円を超える場合は、減価償却で計上することもできます。

 

スマートフォンの通信費

Uber eatsの配達では、専用のアプリとGoogleマップなどのナビアプリを使用して配達します。この時にかかる通信費は業務上必要な出費と認められますので、経費として計上することができます。

勘定科目は「通信費」です。

 

駐輪場代

駐輪場代は経費として当然認められていますが、計上する際の勘定科目には注意が必要です。
利用料金が月極の場合は「地代家賃」1日利用などの時間貸しの場合は「旅費交通費」として計上するのが一般的です。

 

交通費

配達パートナーをしている人の中には、自宅から稼働する配達エリアまで移動するのに、電車やバスを利用するかたも多くいらっしゃると思います。

この移動にかかった電車賃やバス代なども計上できます。

勘定科目は「旅費交通費」です。

 

車両保険

原付・バイクにかかる車両保険や自転車の事故に備えた自転車保険なども業務上必要な経費として認められます。

※勘定科目は保険の種類で変わりますので注意が必要です。
自賠責保険は「車両費」任意保険は「車両費」または「損害保険料」として計上します。

 

減価償却の考え方

減価償却とは、固定資産の購入費用を使用可能期間にわたって、分割して費用計上する会計処理のことです。

減価償却は白色申告と青色申告で処理の方法が変わります。

何年に分けて計上するかは、国税庁によって細かく定められており、自転車の場合は2年、バイクの場合は3年となっています。

例えば、Uber eatsの配達パートナーが10万円の自転車を配達用の車両として購入した場合には、1年目は5万円、2年目は5万円という形で計上します。

仕事以外で使用している場合は全額を経費として計上できない。

Uber eatsの配達パートナーの中には、サイクリングが趣味の方もたくさんいらっしゃると思います。

先程の例で10万円で購入した自転車を趣味のサイクリングでも使用する場合には、購入代金の全額を経費として計上することができません。

例えば週に2回の休日をとって、毎週この自転車を使ってサイクリングに出かけた場合には、使用割合の3割ほどをプライベートに使用している計算になり、この分は経費として計上することができません。

そのため、仕事で使用する7割分しか経費として計上することができないので、購入代金10万円の自転車の場合は、1年目は3.5万円、2年目は3.5万円を経費として計上することになります。

この仕事と私用での使用割合を勘定して計上する考え方のことを家事按分といいます。

自転車やバイクなどの車両は、仕事と私用の両方で使用される方が非常に多いと思います。そのため、車両の購入代金を経費として計上する場合は注意が必要です。

 

・白色申告と青色申告の違い

白色申告で減価償却をする場合は、先程ご紹介した方法で処理をすることになりますが、青色申告の場合には「少額減価償却資産の特例」という制度を利用することができます。

この制度は10万円以上〜30万円以下の固定資産(Uberの場合は自転車やバイクなどの車両)の購入にかかった代金の全額を購入年度に必要経費として計上できるという制度です。

また、青色申告の場合では青色申告特別控除などの節税制度が利用でき20万円以上も税金が安くなることもあります。そのため配達パートナーの方が確定申告をするときは青色申告がオススメです。

※ただし、青色申告にて申告する場合にはUber eatsの配達パートナーとして開業してから2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」という書類をお住まいの地域を管轄する税務署に提出する必要があります。

開業から2ヶ月を超えた場合でも申請を受理される可能性はありますので、まだの方は税務署の担当者に相談してみると良いでしょう。

 

・経費として認められるか微妙なもの

配達時に着用する衣類

衣類は普段使いされる方も多いので、仕事でも私用でも使えるような服は経費として認められない可能性が高いです。

しかし、雨具や作業着などの仕事でしか使わないような衣類は経費として計上することができます。

 

待機場所が自宅の場合の家賃

自宅で待機している状態を業務と言えるかは微妙なところです。
そのため自宅待機の家賃の取り扱いは、基本的には経費計上できないと考えたほうが良いでしょう。

しかし、Uber eats関連の収益を目的としたブログ等を書いており、その主な作業場所が自宅の場合には、家事按分で妥当な範囲であれば家賃を経費として計上することができます。

 

・経費として認められないもの

配達中の飲食代

自転車での配達は、相当な体力を使うのですぐにお腹がすきます。
また汗をかいて脱水を起こさないためにも水分補給は必須です。

このことから「業務を続けるために必要な補給だから経費」としたいところですが、飲食費はプライベートな支出「家事費」に該当するため、経費として計上することはできません。

 

交通違反の罰金

配達パートナーの中には、駐禁やスピード違反などの交通違反で運悪く切符をきられた経験のある方もいらっしゃると思います。

業務遂行のために支払った違反金であっても、罰金などは経費にできないと所得税法で定められているため、経費として計上することはできません。

 

・経費計上のカギは論理的に説明できるかどうか?

この記事では、Uberの配達パートナーが経費として計上できるもの、微妙なもの、できないものを大まかに解説させていただきました。

しかし、この記事でご紹介したケースにあてはまらないことも当然考えられます。

その際には、第三者に対し「この出費は業務上必要であった」ことを論理的に説明できるかどうかを目安に、経費計上の可否を決めると良いでしょう。

 

・判断が難しい場合には税理士に相談する

確定申告を最も確実かつ効果的に行いたい場合は、税理士に相談するのをオススメします。

依頼となるとそれなりの費用がかかってしまいますが、ちょっとした相談であれば無料で受け付けてくれるところがほとんどです。

 

・最後に

以上、経費の計上と勘定科目、青色・白色申告の減価償却とその方法などを解説させていただきました。

確定申告などの税務関係は、知っているか知らないかで結果の損得が大きく変わってくる事柄です。

この記事を発信することで、少しでも皆さんの得になるようなことが有れば良いなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

みなさん今日もご安全に!

 

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初めての投稿

Uber情報局を読んでいただいている皆さん、はじめまして。

私、当ブログ管理人のツネと申します。

 

2021年の3月中旬、配達中に事故に遭ってしまい現在通院して治療中です。

時間がたくさんあって特にやることもないのでブログを開設することにしました。

 

このブログは他のUberEats・フードデリバリー系のブログのように、自身の招待コードからの登録によるキャッシュバックなどを目的としたブログとは違い、配達パートナーの皆さんにとって真に役立つ情報を発信することを第一に活動していきますので応援よろしくお願いします。

 

twitterではUber伝道師という名前で活動中、noteによる無料情報配信や有料記事の販売も行っていますのでぜひフォロー&リツイートを宜しくお願いします。

 

 他にもUber関連で気になることがありましたらコメント欄、またはTwitterのDMにてお気軽にご質問ください。